とりあえず作ってみる
「えっ?もう仕様書書いちゃったんですか?まだ何にも決まってないのに。。。」
昔、優秀なSE会社の人と仕事をしていて勉強になったことがあります。
それは、彼らが詳細が決まっていないうちに、何10ページもの
仕様書を作ってしまったこと。(しかも2〜3日でした。)
何でそんなことが出来たかというと、、
1)その業務、もしくは近い業務のシステムの開発経験があった。
2)なので、ある程度の全体像が見えていた。
3)何にも決まってないといっても、ホントに何も決まってないわけではなく、
経験や業界の常識、少し考えてみることである程度は推し量れたり、
実現する可能性の高いことは分かる。
4)そして、(これが重要なんですが)、作ってみることで全体像がもっと
はっきり分かることが分かっていた。
(だから作る気になっていた。)
そんなことをして、無駄になるんじゃないの?
そうです、結局は開発者が途中で入れ替わったこともあり、その分厚い
仕様書は日の目を見ませんでした。
そのまま使っていたとしても、最終形とはぜんぜん違ったので、
どんどん手が入り、原型をとどめることはなかったでしょう。
でも、やっぱり無駄ではなかったと思うのです。メリットは、
1)何が分かっているか、何が分かってないかがはっきりする
2)何を決めれば出来るのかがわかる
3)残りの作業量が見える
ってこと。
すべての情報が確定して、出揃うのを待っていたら、手戻りは少ないかも
しれませんが、作っているうちに判明してくる不足分が分からないことになり、
大幅に遅れるでしょう。
また、何か形になっていれば(成果物が見えていれば)、頼んだほうとしては
とっても安心です。
それ以降、私はそういう考え方を見習って、情報がそろうのを待たず、
とにかくやってみる、書いてみる、という風にしています。
(勿論、まったく考えないで書き始めるのはNGですよ。
5分でも何がポイントかを考えてから始めてください。
これは重要です。)
先日も、「こんな感じで提案書を書いてください」という上司の
お達しがありました。
情報はぜんぜん足りませんが、とにかく構成を考えて、書いて見ます。
虫食いで、あいまいなところもある提案書ができました。
そうすると、何が分かれば完成するかが分かるんですね。
早速その虫食い提案書をもって上司の元に。。
「え?もうできたの?」「ええ、でもいくつか相談があります。
これはどうしましょう?ここの数字は?」
ってな感じて、多少修正をして、穴を埋めれば完成!
まあ、あまりに分かってないと(仕様書書いたことがない、
提案書書いたことがない、、とか)、非常に的外れになって、
膨大な手直しが発生することになりますけどね。(~_~;)
それでも自分が何を分かってないかを知るためにも、
とにかくやってみる(作ってみる)ほうが良いです。
絶対時間短縮できると思いますよ。

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