システムは道具だ(後編)
さてさて、前編(こっちから読んでくださいね) では、
「システムはビジネス上の要件を達成するための手段、道具に過ぎない」
と言いまして、その続きです。
これって、考えてみると、世の中に出回っている製品全てに
当てはまるんですよね。
例えば、テレビ。
開発している方々は、ものすごい情熱を持って、走査線が何本に増えた
とか、何億色が発色できるとか、素晴らしい新製品を開発しています。
でも、テレビを見ているほうからすると、スペックや性能なんかには
そんなに興味がなくて、
・置き場所が少なくて(狭くて)済む
・好きな番組が(そこそこ)きれいに見られる
・それなりに大画面がいい
というところが、大方のニーズではないでしょうか?
開発者の情熱や、実現されたスペックを考えてテレビを選ぶ人は
少数派だと思います。
作っているほうは、24時間その製品のことを考え続けますが、
使うほうは、なるべく面倒がないように使いたいもの。
言い換えると、
『よっぽど楽しいものでない限りは、道具のことは考えたくない』
ってことです。
考えるのって、普通は人間苦痛なんですね。(~_~;)
というわけで、システムを作る側と使う側の視点は、全く異なります。
頭では分かっていても非常に難しいのですが、あなたが
システム開発にかかわる方であれば、
・ユーザ(顧客)の業務を理解すること
(つまり、システムがどのように使われるかを理解すること)
・ユーザ(顧客)の心情を理解すること
(つまり、システムにより何を実現したいか、どんな面倒を
解決したいか)
ということを念頭においてください。
(2点目の「どんな面倒を解決したいか」は、前編にも書いた、
・いかに安くできるか
・いかに楽にできるか
・いかに短時間でできるか
ということですね。)
そういう視点を持つことで、確実に一段上の仕事ができるようになると
思いますよ。
(くどいですが、頭で分かっていても、いざ実践するのは非常に
難しいです。
でも、一流になるのであれば、避けては通れない思考なんですね。)
是非、一度「システムは道具だ」の意味を、
良く考えてみることをオススメします。(^。^)

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