図解 実践マーケティング戦略 「守・破・離」
今日は、面白い言葉を見つけたので、それを紹介しますね。
なんとなくとっつきにくくて、手にとるまでに時間がかかったのですが、
読んでみるとビックリ。
これは名著だと思いました! (^^)
さて佐藤先生は、この本の最後の最後、「おわりに」で次のようなことを
書いてらっしゃいます。
能や武芸の言葉で「守・破・離」という言葉を知ってらっしゃる方も
多いと思います。
これは物事のスキルアップの段階のことであり、次のような意味があります。
・守は、教えを守りながらできるようになること
・破は、教えを守りながらも、教えを応用して、オリジナリティを出すこと
・離は、教えから離れ、自在にできるようになること
相変わらず、深い教えですね。
「離」の段階や境地に達するには、守と破の段階を超える必要があるんです。
いきなり自己流で「離」の段階に達することはできません。
まずは自己流を捨てて基本から入り、その後、自分流を体得する。。。
ここらへんが、大事な考え方なんです。
・・・
と、ここまでは、いろんな本でも取り上げられていることなのですが、
イギリス人のコンサルタントが、佐藤さんに教えてくれたそうです。
「イギリスではスキルアップには4段階ある」って。
1)知らないということを知らない
2)知らないということを知っている
3)知っているということを知っている
4)知っているということを知らない
!!!
これまた、シンプルなのに、非常に深い!
感心しちゃいました。
1)は、何もできないレベル。
2)は、できないことを理解し、なんとかマネしてでもやってみるレベル。
3)は、物事を身につけ、使いこなすレベル。
4)は、達人であり、無意識のうちにできてしまうレベル。
で、佐藤先生はこんな対応表を書かれています。
知らないということを知らない
知らないということを知っている ←→ 守(やり方を確認しながらできる)
知っているということを知っている ←→ 破(意識的に応用しながらできる)
知っているということを知らない ←→ 離(無意識にできる)
東洋と西洋の考えで、言っていることが同じ、ということは
これが「学ぶこと」の本質なんでしょう、と。
妙に感心してしまいましたー。
◆◆ 私の実践 ◆◆
私もサラリーマンになってから、「仕事のできる人になりたい」って
思いながら、いろんな人のやり方を見たり、いろんな本を読んでみて、
様々な仕事のやり方を試しています。
その中には、うまくいったもの、まだまだ発展途上のもの、全然モノになら
なかったもの、が混在しています。
皆さんにお伝えしている、「速攻仕事術」なんてのも、その中から、生まれて
きたものですね。
別に完全オリジナルではなくて、いろんな本のエッセンスや実践の中で、考え
付き、身に付けてきたんです。
その中には、何も考えずとも、体が勝手に動いて、無意識にやっているレベルの
ものもあります。
例えば、あるシステムの評価レポートを、パパっと書いてしまうような場合
ですね。
今まで工夫を重ねてきた分野なので、スピードと一定以上の品質には自信が
あります。
それを見た、周りの人や、お客様に
「え?こんなに早く、ここまでできるんですか?すごいですねー。」
と言っていただくことが結構あるのですが、こちらは別にいつものことを
やっているだけなんですね。
考えてみると、世の中の「プロ」というべき人は、必要以上に意識しなくても
自分の仕事を高い品質とスピードを両立しながら、こなしていますよね。
そこにプロの存在価値があり、我々がプロにお願いする理由があります。
◆◆ 皆さんもいかがですか? ◆◆
まずは、新しい仕事が来た場合、お手本となる先輩のやり方や、本のやり方を
真似て、やってみてください。
(勿論、私の紹介している方法を試して頂ければ、非常に嬉しいです。^^;)
そしてやりながら、今度は自分なりの方法論を確立してください。
(人はそれぞれ異なりますので、自分にぴったりな方法は、自分でしか見つけ
られません。)
あなたなりの、「離」や「知っているということを知らないこと」を増やす!
という心構えを持ってみてはいかがでしょうか?
◆◆ 本の感想 ◆◆
・この本は、いろんなマーケティング理論をミックスして、さらに独自の材料や
味付けにより、非常に良くまとまった、画期的な本だと思います。
スターバックやドトールの例なんかを挙げながら、分かりやすい解説と、豊富な
実例が載っています。
非常に体系的にできており、実用性も高い。
かっちりした本なので、本屋でパラパラ読んでもなかなか頭に入りません。
(私も、じっくり読んでみて初めて凄さが分かりました。)
【こんな人は読んでみては?】
・体系的に「使える」マーケティングを学んでみたい方
・自分の物の見方に、「マーケティングセンス」を加えたい方
※モノを売っているわけではない、システム関係の方でも、今後は
「自分」を商品として、会社や社会に売り込んでいく必要があると思います。
そのとき、いかに適切な人(お客様)に、いかにメッセージを伝えるか、
という視点を鍛えるには、とっても良い本だと思いますよ。


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