クアラルンプールのボーイさん(2)
これを読む前に、前々回の記事を読んでくださいね。
そして宿泊最終日、私が夕方自室にいると、「トントントン」
ノックの音が、、、、
私がドアを開けると、案の上、くだんの青年が立っていました。
(丁度、夕食に出かけようかな、と思っていたところでした。)
そして、英語の会話、スタート!
青年:ありがとうございます。
本当にあなたのことは忘れません。
私:(そ、そんなにたいしたことしてないのに、、、そう言われても ^^;)
こちらもありがとうございます。
いろいろお話できて嬉しかったです。
青年:私は本当に貧しくて、このホテルでも、朝から夜の12:00くらいまで
働いてるんですよ。
私:ええ!? 大変ですね。
(そ、それで給料が月5000円はひどくないか。。。^^;)
青年:あと、私はクアラルンプールで、経済学の勉強もしてるんです。
それも忙しいです。
そう、この青年は学生さんなんですね。
彫りの深い顔と、綺麗な目をしており、20歳ちょっとだったと思います。
青年:それで、あなたにまた連絡を取りたいので、電話番号を教えて
もらえませんか?
ああ、はいはい。。。。
え? 電話番号?
うーん。電話かけてこられても困る。。。(^^; ちょっと冷たいですが)
しばし考えた末、
私:じゃあ、メールアドレスを教えますので、メールください。
といって、メールアドレスを書いた紙を渡すと、
青年:実はメールは使えないんです。コンピュータがないので。
とのこと。
でも、なんとなく電話番号を教えるのもなあーー、と思ってると、向こうから
電話番号と名前を書いた紙をもらいました。
青年:よろしければ電話くださいね。待ってます。
私:そうですね。また電話します。。。。
(と言ったのですが、まだしてません。我ながら薄情です。。。^^;)
そして青年は、「ちょっと待ってください」と言った後、廊下へ出て行きました。
2,3分経つと戻ってきて、
青年:花と梨をどうぞ。
私に、ハイビスカスみたいな赤い花と、形の変わった梨をくれたんですね。
私:ありがとう!後でいただきます。
彼も、笑顔で去っていきました。
と言うわけで、異国の地で、異国の人と、心が通い合った(^^;?)というのは、
嬉しかったですね。
彼は、初めて会ってから、何かと良くしてくれました。
1日目、部屋に歯ブラシがなかったんですが、(それはそれで問題ですが)
って言ったらすぐに持ってきてくれたんですね。
通常は、夜まで待つ、ということです。
(やっぱり、そっちのほうがおかしい気もしますが。)
なので、最後にチェックアウトするとき、いつものチップ5リンギット
(約150円)に加えて、世界的に珍しいとされる、日本の穴あきコイン
(5円玉と50円玉 1枚ずつ つまり55円)を枕の下に置いておいたんです。
4日間ありがとう、って、手書きのメッセージも付けておきました。
いやー、彼は喜んでくれたのかな、、、、
たまに思い返しますね。
あと、「英語」っていうのも意思疎通のための道具に過ぎない!
って思いも、さらに強くなりました。

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