前向きなポリアンナ(3)
結構好評です、前向きなポリアンナ。(^^)
引っ張りましたが、今回が最後ですね。
前回、なぜ、牧師さんは1日でこんなに変わってしまったのでしょう?
という問いかけをしました。
<ヒント>として、
普通に牧師さんに
「あなたの説教は、みんな嫌がっているから、もっと良い話をしてください」
ってお願いしたら、どうなると思いますか?
と、書きましたね。
このまま言ったとすると、、、、
「お前に何がわかる!私はみなのためを思って話しているんだ!」
となって、おそらく聞き入れられないでしょうね。
ポリアンナの話し方の素晴らしいところとして、
1.相手(牧師さん)が興味を持つ(食いつく)話題から入った
ことが挙げられます。
「お父さんも牧師さんだったけど、人々の心をつかめず悩んでた。
でも、ある日その解決策が見つかったの」
これなら、同じ悩みの人は誰だって「え?どうやってやったの?」って
興味が湧きますよね。
聞く体勢が整ったんです。
次に素晴らしいのは、
2.牧師さんに主体的に行動させた
こと。
まず、「どうやったの?」という質問をさせ、次に小さいペンダントを
覗き込ませる。
そして読み上げさせる。
人間って、自分の行動は基本的に正しく、かつやりたいことをやっていると
思っているので、主体的に行動したことについては、「正しい」という
認識を持ちたい、と思うんですね。
そうすると、自分が行動して得た知識(この場合はペンダントに書いてある言葉)
を信じたくなると思うんです。
少なくとも、あまりにくだらない言葉でない限りは、
「どういう意味だろう・・・」って真剣に考えるんです。
そこでポリアンナの追い討ちの台詞。
3.興味を湧かせ、主体的に行動させた後で、言いたいことを言った。
しかも批判ではなく、相手に考えさせる言葉を。
「聖書には、神の怒りとか怖いこともあるかもしれないけど、
喜びの話だって、いっぱいあって、800も載っているのよ。」
こう言ったんですね。
「喜びの言葉を話してください」ではなく、「こういうものもありますよ」と。
こう言えば、相手は、真剣に受け止めてくれますよね。
しかも、ペンダントの言葉で混乱(?)している最中です。
これ幸いと、このヒントに飛びつくのは当たり前ですよね。^^;
そしてポリアンナはトドメを刺します。
4.相手が拍子抜けするほどあっさりと帰る。
そして相手に考える時間をたっぷりと与える。
これが心憎い!^^;
ここから相手に諭し始めてしまう人も多いのではないでしょうか?
人は、言われたことよりは、自分で考え出した・思いついたことを
信じたい・大事にしたい生き物だと思います。
だからポリアンナは、「あえて皆まで言わず」帰ったんですね。
そこから先は自分で考えさせると。
そして、牧師さんは自分で結論を出しました。
これが、牧師さんが次の日に、あそこまで変化してしまった理由です。
これを無意識か計算しているかは分かりませんが、十代の女の子が
やるのだから、凄いなーという感じです。^^;
でも、ポリアンナには打算がありません。
それが良いと、街の人のためになると思ってやっているので、
人々の心を打つ行動を取れるのかもしれませんね。
(結局この部分が一番重要ではあります。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ちなみにポリアンナは、その後町の人々を変え続けます。
そして、エンディングで、ポリアンナが理由があって街を離れるとき、
ポリアンナの載った列車が去るときに、ある人が駅に看板を
ぶら下げるんですね。
「喜びの街」(^^)
いやー、心がすっきりする映画でした。
(実写ですよ。
よろしければ観てください。
ビデオ屋さんの名作コーナーか、ディズニーコーナーに置いてあると
思います。)
今回の話は、ビジネスや仕事にとても役立つのではないでしょうか?
人に動いて欲しいとき、説得したいとき、上記の1〜4のアプローチを
取れば、大きな成果を期待できるのではないかと思います。
もし、中々話を聞いてくれない!って人がいましたら、
是非応用してみてください。

カテゴリ
